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結花の御主人様
第12章 総務課
優子は結花を外へ連れ出して

少し離れた喫茶店へ連れて行った。

「さぁ、好きな物を注文して良いわよ。
今日は私のおごりね?」

「は、はい…」

結花は紅茶を、優子はブレンドを注文して

飲みながら

「ねぇ、結花ちゃん…
少し個人的な事に立ち入っても
いいかしら?」

「え?は、はい…」

その言葉に結花は少し身構えた。

デリヘルを長くやってきて本能が

身構えさせたのだ。

それを優子も見逃さなかった。

「結花ちゃん…貴方…
社長と知り合ったのは何処で?」

「言わなければいけませんか?」

「個人的に知りたいの。」

「何故です?」

「私の個人的興味よ。」

「それが理由なら言えません。」

「そう…」

結花は優子を睨みつけた。

優子もじっと結花を見ている。

「結花ちゃん…
貴方…私が何を言いたいのか
分っているようね?」

「はい…大体…
これでもかなり厳しい接客業でしたから。」

「そう…
それで…風俗がいつから
接客業になったの?」

「そ、それは…」

「社長から話は聞いています。
結花ちゃんが元風俗嬢だった事。
でも、これは会社ではほんの一部の
人間しか知らない事。
ねぇ、結花ちゃん…
貴方社長を愛しているわね?」

「… … 」

「どうなの?」

「答える義務は…
ないと思いますが?」

「答えなさい!!」

厳しい言葉が結花の上から降ってきた。

「もし答えても…
気持ちも、現実も変わりませんよ?」

キッと優子を睨む結花。

「そうね…でも、これは
とても大切な事なの。」

「どこが大切で…
主任にどう関係するのですか?」

「私…社長を愛しているのよ。」

「はぁ??」

「びっくりした?」

「少しですが…
それで…社長も主任を?」

それを聞いた優子は笑い出した。

「馬鹿ね…私みたいな女を
社長が本気になるとでも思って?」

「え?そ、それって…??」

「私の一方的な片思いよ。」
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