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結花の御主人様
第12章 総務課
結花も負けてはいない。
「話は…最後まで聞くものです。」
「まだ、何かあるの?」
「龍さんがこれからも…
結花を愛してくれるように…
結花は努力します。
そしてそれを妨げるものは…
全力で排除します!!
結花…龍さんを守り抜いて見せます!!
女の戦いに勝ち抜いてきた
風俗嬢としての意地に掛けて…」
優子を睨む結花の目は鬼のようになっている。
それをじっと見ている優子。
「良い目ね…
その目に期待します。」
「有難う御座います。」
「堅苦しい話はこれで
終わりにしましょう。」
「はい…」
「ケーキ食べる?
ここのシフォンケーキ…
美味しいのよ。」
「頂きます!!」
それから結花と優子は何もなかったかのように
話を弾ませて楽しいひと時を過ごした。
「じゃ、また10日後にね?
次は月末の締めもお願いね?」
「分りました。
主任、有難う御座いました。」
「じゃあねぇ…」
別れて会社に戻る優子…
「あの…女…
只者ではないわね。
紙一重で…私…」
優子は背筋が寒くなるのを覚えた。
一方…優子と別れて角を曲がった結花。
いきなり崩れ落ちてはぁはぁを
息を荒げている。
「危なかった…
僅かな差で…
飲まれるところだった…
主任って一体??」
お互いに相手の力と技量を測った時であった。
「話は…最後まで聞くものです。」
「まだ、何かあるの?」
「龍さんがこれからも…
結花を愛してくれるように…
結花は努力します。
そしてそれを妨げるものは…
全力で排除します!!
結花…龍さんを守り抜いて見せます!!
女の戦いに勝ち抜いてきた
風俗嬢としての意地に掛けて…」
優子を睨む結花の目は鬼のようになっている。
それをじっと見ている優子。
「良い目ね…
その目に期待します。」
「有難う御座います。」
「堅苦しい話はこれで
終わりにしましょう。」
「はい…」
「ケーキ食べる?
ここのシフォンケーキ…
美味しいのよ。」
「頂きます!!」
それから結花と優子は何もなかったかのように
話を弾ませて楽しいひと時を過ごした。
「じゃ、また10日後にね?
次は月末の締めもお願いね?」
「分りました。
主任、有難う御座いました。」
「じゃあねぇ…」
別れて会社に戻る優子…
「あの…女…
只者ではないわね。
紙一重で…私…」
優子は背筋が寒くなるのを覚えた。
一方…優子と別れて角を曲がった結花。
いきなり崩れ落ちてはぁはぁを
息を荒げている。
「危なかった…
僅かな差で…
飲まれるところだった…
主任って一体??」
お互いに相手の力と技量を測った時であった。