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結花の御主人様
第12章 総務課
その夜…

結花は龍に

「ねぇ、龍さん…
今日、会社に行って来たのだけど…
優子主任さんって?」

「ん?結花ちゃん…
優子主任に会ったのか?」

「うん、会った…
外でお茶もしてきた。」

じっと龍を見つめる結花。

龍は新聞を読みながら

「そうか…
結花ちゃん、よく飲まれなかったな?」

「え?やっぱり…??」

「優子主任は普段は
目立たないが…
少しでも本心を出すと…
大抵の女性はその圧倒的過ぎる
雰囲気に呑まれて…
それ以降は優子主任の言いなりになってしまう。
仕事も出来て信用も厚いが…
その本性は恐ろしい女性だよ。」

「優子主任って…
前職は何してたの?」

「全国規模の女暴走族の
リーダーだった。
総帥と呼ばれていたらしい。
別名…赤い蠍…
だそうだよ。」

「ふぅん…」

結花はあの恐ろしいまでの視線の

原因はそこにあると思った。

龍は結花をじっと見て

「結花ちゃん…
まさか…優子主任とやりあったの?」

「おしゃべりしてた…」

「はぁ??」

「ケーキを御馳走になったよ。」

「そ、そうか…」

龍はそれ以上は何も言わなかった。

しかし、最後に…

「良いか?絶対に…
優子主任と敵対してはいけない。
分ったか?」

「はい…」

そう言いながら二人に起こったであろう

今日の出来事を想像して龍は寒気を覚えた。

「優子主任の本性の気迫は…
恐ろしいほどに恐怖を与えるが…
あの様子では…
結花ちゃんも負けてはいないようだ…
風俗で培われてきたその気迫。
女性とは恐ろしい物よ…」

「龍さん、どうしたの?」

「い、いや…
なんでもない…」

「ねぇ…?」

「ん?」

「龍さん、優子主任と寝た事あるの?」

「ぶーーーー!!」

龍はビールを吹きだした。
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