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結花の御主人様
第16章 結花の接待
「ゴンゴンゴン!!」

「い、痛い!!」

「良君?その先を言って御覧なさい?
明日の晩御飯は抜きよ?」

睨む結花を見て良は

「だから…心配なんだよぉ!」

「ははは…
良、心配するな。」

「は!!」


次の日、結花と良は家中を掃除して

花を飾り接客の準備をしていた。

「へぇ、結花様は生け花もするんですね?」

感心したように花を見ている良。

「当たり前でしょう?
龍さんのこの家にはお客様が多いの。
だからこれくらいはたしなみとしてね?」

にっこりと笑う結花。

「やはり…美しい…」

見とれている良に結花は

「良君は接待の最中は外出してね?」

「は?俺はいてはまずいですか?」

「まずくはないけどね。
良君は結花に少しでも何かあれば
直ぐに噛み付くから…」

「それが俺の仕事ですが?」

「だから…大切なお客様に
噛み付かれては困るのよ。」

「はぁ…」

結花はお札を数枚出して

「これで町で気晴らしでもして来なさい。」

「有難う御座います。」

良は素直にお札を受け取った。

「結花様、俺にお金なんか
渡して龍様に怒られませんか?」

「大丈夫よ。
それは龍さんからなの。」

「は??」

「最近の良君はすっかり変わったわ。
龍さんもそれを認めて今日の接待の
最中にお小遣いを渡して
遊んでこいとのお心遣いよ。」

「は!!有難う御座います。」

良は龍と結花の気持ちが嬉しかった。

「こんな俺を認めてくれるなんて…」

「さぁ、良君。
羽を伸ばしてらっしゃいな。
但し…武君と喧嘩はいけませんよ。」

「は!かしこまりました!!」
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