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結花の御主人様
第16章 結花の接待
「えへへ…
誉められた…」

照れている二人。

しかし、この二人の幸せは長くは

続かなかった。


次の日…落ち着いた結花は

二人を呼び出して

「ねぇ、武君、良君…
ちょっと、聞いても良いかしら?」

「はい、何でしょう?」

「あのね…助けてくれた特…
あの、その…結花のあそこと胸を
見たでしょう?」

横で龍がくすくすと笑っている。

「え??あ、あの…
結花様…俺たちは決して疚しい気持ちでは…」

「見たんでしょう?」

笑いながら二人の顔を覗きこんだ結花。

明らかに目が怒っている。

「正直におっしゃい?」

「は、はい!!
あの…少しだけ…」

「そう、武君も結花の
あそこ…見たんでしょう?」

「はい!!俺も少しだけ…」

「二人とも…見たのね?」

腰に手を当てて再度聞く結花。

「はい…見ました。」

「結花はね嬉しかったよ…
でもね、それとこれとは別なの。
分るわよね?」

「は、はいぃぃ!!」

「おまけに良君は…
どさくさに紛れて結花に
キスしたわよねぇ?」

「え?あ、あのぉ…
はい、しました…
ごめんなさい…」

「ふぅん…
さて…どうしてくれようか?」

結花は指をポキポキと鳴らして

二人の前に立った。
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