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結花の御主人様
第22章 良、守るべき者。そして…
ゆりは下を向きながら

「健、返して…良君を返して…
ゆりに…ゆりの大切な…
良君を返して!!
良君は何処?私の良君は何処なの?
ねぇ…健、良君を返して!!
わぁぁぁぁ!!!!」

「ぐっ!!!」

健は掛ける言葉を捜したが見つからない。

辰三が

「健、まさか…良は??」

「くそっ!!」

「良!!」

辰三はゆりを抱きかかえて

「健…ゆりちゃんの心の傷は重い。
町全部で手当てするぞ。」

「ぐ…くそぉぉぉ!!!」

無念さが健を襲った。

「え?そんな…
良君が?良君はどうしたの?
ねぇ、良君はどうしたのよ??
答えなさい!!健、武!!」

二人は黙っている。

「ねぇ…良君は?
良君は何処?」

「ゆ、結花様…
良は良は…
申し訳ない…」

健が土下座して結花に謝った。

「嘘…ねぇ、嘘でしょ?
良君が…良君が…
嘘よね?嘘だと言って…
嘘だといってよぉ!!」

「良君!!!!」

結花はショックから倒れてしまった。

「結花様!!」

「武…とにかく結花様を…」

「わ、分った!!」

「くそぉぉぉ!!
何が不良グループだ!!
何が町をまもるだ!!
大切な仲間一人救えないで…
くそぉぉぉぉ!!!」

地面を叩きつけて健は悔やんだ。

そして仲間を全員集めて…

「これから…良の弔い合戦をする。
重三とやらは龍さんと赤い蠍に任せる。
残りの不良どもは俺達が一掃する。
良いか??
一人残らず…叩き潰せ!!
半殺しにしても構わない!!
死ななければ何をしても良い!!
必ず…叩き潰せ!!」
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