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結花の御主人様
第24章 痴漢君
「分った。
ま、おばさんが痴漢されるのは
俺には関係ないが…
俺の大切な親友が危険な目に
合うのは放ってはおけないからな。」
「まぁ!!
結花なら痴漢されても
良いって言うの?」
「俺には関係ない…」
「酷い!!」
「だがおばさんを痴漢する
物好きもいないと思うが?」
「こ、このぉ…
と、とにかく、
頼んだわよ?」
「分った。」
健は考えた。
「今までの痴漢はそれ相応の
女性を狙った物だが…
美香ちゃんを狙った痴漢は?
果たして同じ人間だろうか?」
健は起き上がって携帯で
グループ全てに一斉に指示を出した。
「痴漢は恐らく複数いるはず。
個別に調べて捕まえろ。
特に小さい子を狙った痴漢には
厳重に警戒するべし。」
「了解です!!」
すぐに全員から返事が返ってきた。
「こうしちゃ、いられない!」
健が走り出した。
走りながら健は
「おそらく美香ちゃんを
襲った痴漢はいたずら犯か
愉快犯だろう。
だが…るりを襲った痴漢は…
間違いなくレイプ魔だ。
となると…次襲われるのは…
まずい!!ゆりちゃんが危ない!!」