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結花の御主人様
第27章 誘拐

「娘は預かった。
返して欲しくば500万用意しろ。
警察に言えば娘の命はないし
あっても麻薬漬けになって
一生を廃人になる覚悟がいる。
それと…娘が傷物になっても責任は負わない。」

龍はFAXを読むとわなわなと手が震えた。

「何てことを…」

そこへ健の部下が飛び込んできた。

「あ、龍さん、いたいた!!」

「お前は健の所の?
どうしたのだ?」

「あのですね…
美香ちゃんが誘拐された。」

「これだな?」

龍はFAXを部下に見せた。

「あ!!そ、それ…
なんてことを…」

「健はどうした?」

「北の隣町へ向かっています。」

「そうか…一人か?」

「いえ、グループの半分を連れて。」

「そうか…
勇太と良太は?」

「武のところへ行っています。」

「分った。
お前はまず武の元へ行って
行動を起すなと押さえておけ。」

「は、はい!!」

龍は優子に

「頼めるか?」

優子はゆっくり頷いて専用の赤い受話器を取った。

「赤い蠍を…至急召集しなさい。
本屋さんの美香ちゃんが誘拐されました。
スタンバイできたら指示があるまで待機!!」

相手はるり。

「総帥…了解したよ。
必ず…犯人を捕まえるよ。」

「るりちゃん、人質がいますから
勝手な行動は慎むように。
それと大阪のメイを呼びなさい。」

「は?メイを?」

「そうです…早くしなさい。」

「は、はい。」

るりは赤い蠍を非常召集して

大阪のメイに連絡を取った。

メイは

「小さな小学生を誘拐やと?
許せんやっちゃな…
分ったで、今から行くわ。」

「社長、私も出ますよ?」

「あぁ、頼むよ…
しかし、人質がいるから
うかつに動くな。」

「分っています。」
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