この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
結花の御主人様
第28章 最終章 天才、風香と翔
「駄目か…
ボーカルって…やっぱ…
女の子よねぇ…」


それから数日後…

「こら、まてぇ!!」

武が怒鳴って追いかけだした。

追いかけているのは女の子…

「やだ…捕まらないよ…」

「待て!!このぉ…」

武も足が速いがその女の子は

更にその上を行く。

そんな所へ健と結花が通り掛かった。

「あ、健!結花様…
その子を捕まえて!!」

「へ??」

結花が何事かと目を丸くしているが

健は黙ってその子の足を引っ掛けて

その子は倒れこんでしまい健に抱きついた。

「おい…離れろ…」

むすっとして健はその子を捕まえて

口を塞いだ。

「な!!??
何をする!!」

いきなりキスをされてその子は健に

「パン!!」

と頬を張り倒した。

「こら!!いい加減にしろ!!」

「お前が私にキスをするから…」

真っ赤になってその子は抗議している。

「馬鹿野郎!!
お前、酒屋で何をした?」

「え?あ、あのぉ…」

「あ、捕まえたか?
この…勝手に売り物を飲むなよ?」

武がその子を捕まえて結花と健に

「この子は風香と言って
若いのにのんべぇなんだよ。
隙を見せると直ぐに店の売り物を
勝手に飲んでしまう。」

「好きなものを飲んで何が悪い?
味見をしてやっただけじゃないか?」

「はぁ??」

流石の健も目を丸くしている。

「この子…凄い言い訳…」

結花も驚いて風香に

「あの…あなた…風香ちゃん?」

「そうだよ?」

「駄目よ…売り物に手を出しちゃ?」

「大丈夫…ここの酒屋は
流行ってないから…
私が飲んでやらないと賞味期限が過ぎる。」

「はぁ??」

「大きなお世話だ!!」

武が怒りまくっている。
/331ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ