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結花の御主人様
第11章 浮気と罰ゲーム

結花は頭を下げて

「龍さん、あのね…」

昨日の武との事を正直に話した。

「結花ちゃん…」

「龍さん、ごめんなさい!!
結花、武君を誘惑して…
本当にごめんなさい!!」

結花は龍に抱きついて謝罪した。

それを聞いた龍は無言になった。

「怒ってる?」

上目使いで龍を見る結花。

「結花ちゃん、着替えなさい。
出かけるよ。」

「え?何処へ?」

「商店街の酒屋…」

「り、龍さん!!
お願い…武君には罪はないの。
悪いのは結花なの…
だから武君を許してあげて!!
結花、一生のお願い!!」

懸命にすがり付いて結花は龍に

許してくれと頼んだ。

しかし、龍は無言のまま立っている。

そして

「早く着替えなさい…」

それだけ言った。

「はい…」

結花は元気なく返事をして外出着に着替え

龍と共に商店街に出かけていった。


少し歩いて商店街に着くと

すでに日が暮れて夕方の賑わいも

収まっている。

「龍様、どうしたのです?
こんな時間に?」

雑貨屋の主人が龍に声を掛ける。

「いやいや…
たまにはこんな時間にも
出てみたくてね。」

「そうですか…
もう人影はまばらですが…
ゆっくり見ていってくださいね。」

ニコニコと雑貨屋の主人は愛想を振る。

「有難う…」

龍と結花は真っ直ぐ酒屋に出向き

「こんにちわ。
主人と武君はいますかな?」

店の玄関から入ると酒屋の主人が

「り、龍様!!
この度はうちの武が結花様に
なって言う事を…
なにとぞ…なにとぞ…
お許し下さい!!
この酒屋は潰されても
仕方ありませんが…
商店街だけは…
商店街だけは…
龍様!!お許し下さい!!」

店先で酒屋の主人は土下座して龍に詫びを入れた。
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