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第1章 逃げた鳥

｢澄ちゃん…切っちゃダメだよ…｣

｢……ぅん｣


髪の長さでさえこだわりがあるあの人に逆らったらどうなるんだろ…


｢……みちゃん？｣

｢澄ちゃん！｣

｢ん？｣

｢大丈夫？｣

｢うんごめんちょっと考え事してた｣

｢そっか｣


四季ちゃんと話しているとチャイムが鳴り四季ちゃんは自分の席へ戻っていた