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奪ってあげます。
第1章 逃げた鳥
ギリギリ学校には遅れずに着いた、遅れたら必ず親に連絡がいく私、限定で。
「澄ちゃんおはよ~」
「四季ちゃんおはよ~」
「髪の毛ボサボサだよ?」
「あ、走ってきたから……」
友達に指摘され急いで鏡を見ながら髪を解かしていく
「澄ちゃんって綺麗な髪してるよね~羨ましい~~」
「そ、そう?」
「うん!ほら私、ショートだからアレンジできないしさ」
(私は嫌い)
本当は四季ちゃんってほどまではいかないけど私は髪が短いほうが好きだ
でもあの人が許してくれない