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淫乱人妻ヒトミの不倫日記
第2章 危険な邂逅
いざ露天風呂に入ってみると、ヒトミの想像以上に豪奢なそれでいて風情のある見事な露天風呂であった。
湯槽は広々としていてちょっとしたプール位の大きさはあるだろう。
水瓶を抱えた裸婦像から、ザーザーとお湯が湯槽に流れ込んでいる。
見渡す景色はといえば、深緑の木々に囲まれ、眼下には静謐のなかに揺蕩う川とそこに流れ落ちる滝壺が目に入る。

およそ外界の喧騒とは無縁の、極上の空間がこの露天風呂には存在していた。
「凄い・・・」
溜息混じりにヒトミが正直な感想をもらす。
タオルで体の前面を隠したまま、恥ずかしそうに佇み、露天風呂の圧倒的な雰囲気に呑み込まれているようだった。
トミゾウはといえば、堂々としたものでタオルでイチモツを隠すような真似もせず、我が物顔で露天風呂に入っていく。

もしも露天風呂でトミゾウと二人きりだったら、そこで好きなようにされてしまうかもしれない。
ヒトミはそんな不安を抱いていたが、ありがたいことに露天風呂にはすでに先客の姿があった。
周りに人がいれば、トミゾウもあまり無茶な真似はしないだろうとヒトミは少しホッとしていた。
しかも先客6名のうち、2名は女性であった。
混浴露天風呂の中で同性が一緒にいることは、今のヒトミにとって非常に心強かった。

ザバザバとトミゾウが湯槽に入っていったあと、ヒトミは軽く身体を洗ってから、トミゾウから少し離れた場所で湯槽に浸かった。
マナー違反かしら、と思ったがタオルで体は隠したままだ。
先客だった他の女性二人も、タオルで胸を隠して湯槽に入っているから問題はあるまい。
女性二人は友人だろうか、ヒトミより若い感じの女性と、ヒトミと同い年位か少し歳上の雰囲気の女性、二人とも美人の部類だ。
男性陣は皆40~50代といったところか、会社か何かの集まりなのかもしれない。

ヒトミのわりと近くにいた男性が声をかけてきた。
「ここの露天風呂、最高ですよね~」
彼の顔が赤いのは風呂のせいだけではないだろう。
酒が入っていい気分なのに違いない。
「ええ、本当に」
ゆったりとくつろげるロケーションに開放的な気分になりながら、ヒトミは髪をかきあげつつ返事をした。
髪をかきあげる仕草で見えた、ヒトミの白い腋のセクシーさに男は目を奪われ思わず生唾を呑み込んだ。

「あちらの方はご主人?」他の男が、トミゾウの方を示しながらヒトミに質問してきた。
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