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淫乱人妻ヒトミの不倫日記
第1章 初めての出会い系サイト
待ち合わせ場所に現れたヒロユキは、短めの髪型が爽やかな、笑顔の素敵な好青年だった。

「こんにちは。はじめまして・・・かしら」
挨拶をしながら、ヒトミは頬が紅くなってしまってないか心配していた。
ポロシャツにジーンズというラフな着こなしをしているヒロユキだったが、ポロシャツの開いたボタンからは逞しい胸がチラリと見え、男らしい鍛えられた胸板がポロシャツの上からでも想像できる。
そういえば、学生時代ラグビーやっていたって言ってたっけ。
ヒトミの頭の中に、ヒロユキとのメールのやりとりが思い出される。

「思ったとおり、凄い綺麗な方だ。ヒトミさん」
歯の浮くような台詞を真っ正面から言われて、ヒトミは顔が真っ赤に染まるのを自覚していた。
顔の温度だけ一気にに38℃になってしまったようだった。

お洒落なイタリアンレストランでのランチタイムは、あっという間に過ぎていった。
うぶな初デートでもあるまいし、緊張して何を食べて何を喋ったかも覚えていないなんて、誰に話しても信じてもらえないだろう。
ただ、ヒロユキに勧められるままに赤ワインのグラスを何度もおかわりした事だけは、ヒトミの記憶に刻まれていた。

会計も済んで、がっしりした造りのドアを開け階段を降りようとしたところ、ヒトミの足がもつれて転びかける。
最近は滅多に履かなくなった高いヒールを頑張って履いてきてしまった自分を一瞬うらめしく思うヒトミだったが、ヒロユキの腕がスマートにバランスを崩した彼女の体を抱き抱える。
「ご・・・ごめんなさいッ」
語尾が裏返り、恥ずかしさが倍増する。
心臓がドキドキし、ヒトミの腰に優しく、だが逞しく回されたヒロユキの腕の力強さを必用以上に意識してしまう。
赤ワインのせいで顔がこれ以上赤くならないのが、ヒトミにとってせめてもの救いだった。
「少しどこかで休んでいこうか?」
心配そうにヒロユキが声をかける。
第三者が聞いたら下心しか感じない台詞だったが、この時のヒトミにはヒロユキの優しさと気遣いからの言葉に聞こえ、素直にコクリと頷くばかりであった。

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