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表裏
第2章 変化
竜也が目を覚ますと小物の多かった莉那の部屋ではなく、慣れ親しんだ漫画本に囲まれている部屋だった。
(夢か・・・)
異常に長い夢だった。
一月の間夢の中で暮らしていた実感がある。
夢での出来事はほとんど覚えていた。
美女としての奔放な生活。
女性はいつもあんなに性欲が溜まっているものだろうか?
比較対象が一人しかいないためわからないが、男の自分だったらあの疼きを我慢出来ずに狂ってしまいそうだ。
よく莉那は日常生活を送っていたのかと夢の中の人物とはいえ尊敬する。
今でも身体の奥の疼きを思い出すだけで秘部を触りたくなってしまっていた。
時計を見ると朝の5時半。
莉那だった時の快感に程遠いのを知りながら、パンツをずらし肉棒を露にする。
既に限界まで膨張して痛いぐらいだった。
右手で掴み扱き始める。
そんな時だった。
「え~!お兄ちゃんなんで待っててくれないのぉ?」
鍵がかかっていたはずのドアを開けて入ってきた妹の弥生は、兄の自慰中にも驚くことなく不満の声をあげていた。
「な!?・・いきなり入ってくるなよ!!」
布団でなんとか肉棒を隠す。
自慰を身内に見られることぐらい恥ずかしいことはない。
「なんか今日のお兄ちゃん変だよ。自分でするぐらいなら私がしてあげるのに」
「は?」
小首を傾げ不思議そうにした弥生は布団を剥ぎ取った。
竜也は信じられない光景に身体が固まってしまっていた。
(夢か・・・)
異常に長い夢だった。
一月の間夢の中で暮らしていた実感がある。
夢での出来事はほとんど覚えていた。
美女としての奔放な生活。
女性はいつもあんなに性欲が溜まっているものだろうか?
比較対象が一人しかいないためわからないが、男の自分だったらあの疼きを我慢出来ずに狂ってしまいそうだ。
よく莉那は日常生活を送っていたのかと夢の中の人物とはいえ尊敬する。
今でも身体の奥の疼きを思い出すだけで秘部を触りたくなってしまっていた。
時計を見ると朝の5時半。
莉那だった時の快感に程遠いのを知りながら、パンツをずらし肉棒を露にする。
既に限界まで膨張して痛いぐらいだった。
右手で掴み扱き始める。
そんな時だった。
「え~!お兄ちゃんなんで待っててくれないのぉ?」
鍵がかかっていたはずのドアを開けて入ってきた妹の弥生は、兄の自慰中にも驚くことなく不満の声をあげていた。
「な!?・・いきなり入ってくるなよ!!」
布団でなんとか肉棒を隠す。
自慰を身内に見られることぐらい恥ずかしいことはない。
「なんか今日のお兄ちゃん変だよ。自分でするぐらいなら私がしてあげるのに」
「は?」
小首を傾げ不思議そうにした弥生は布団を剥ぎ取った。
竜也は信じられない光景に身体が固まってしまっていた。