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自殺願望~ねこと私~
第3章 逝く


セミダブルのベッドを買ったのは引っ付いて眠りたくないから……

なのに、背中に寝息がかかり目が覚めた。

「……」

普通の人間には起きる時間でも、私には関係ない。

身体を離すため寝返りを打った。


上半身裸でスヤスヤ眠る猫っ毛の胸元に傷を見つけた。

そこを爪でなぞると顔が歪んだ。

なんだか堪らなくなって、そのまま口唇を這わせた。



「……シタイノ?」



「シタクナイ」


舌を動かす度にピクピクと胸板が揺れる。


したいわけじゃない。



ただ、傷跡が生々しくて食指が動いた。

それだけ……


「ボクも触っていい?」

「……ダメ。シタクナイ」




傷跡を淫らに舐め上げる。

刹那い表情で顔が歪むのが堪らない。

息があがって、短い吐息混ざりの喘ぎ声を出させた。


そんなに飼い殺されたいなら、そうしてやろうと思った。


盛(さか)りがついたみたいに、下半身を押し付けてくる。



望み通りにソコに触れる。

幾度か往復させているうちに波打つと、動かしていた手を留(と)めた。

強請(ねだ)るように瞳を揺らす。

訴えを無視して、しばらく停止すると我慢が出来ない様で自分で腰を振り掌に擦り付けてくる。

「チッ」舌打ちをすると動きを留めた。
泣きそうな顔になり、硬さも緩んできたので、再び往復を開始させた。
強弱をつけながら、指を滑らせながら乳首を舐め上げると刹那そうな吐息を漏らした。

そのうちに__
また。ドクドクと波打つので手を留めた。

それを何度か繰り返した。




欲求を満たさないままに、私はベッドを出た。

「シャワー浴びてくる。自分でしちゃダメだから」

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