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第35章 ブラック結翔、降臨！？

「興味ねぇ。」
「でも…」
「…ﾁ…雅？」

目を少し細めて結翔は雅をみた。


…結翔？どうしたの…

こんな目…

そんなに水戸さんの事嫌いなの？

何があったの？


しかしそんな事が聞けるわけもないまま雅は結翔に返事を返した。

「何？」
「後俺に残されてる時間。すげぇ少しなんだけど…」
「そんな事ないよ…そんな明日死んじゃうとかじゃないし」
「そうじゃない…」
「訳わかんないよ…」

そう返した雅。止めるも止めぬもないまま時間は無情にすぎていく。時計をちらりとみた結翔は大きなため息を吐いた。