この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
茜色の空に
第7章 春の嵐
講義がおわり、私たちは近くの繁華街に繰り出す。
東京には、本当にいろんなものがあふれていて田舎出身の私にはいろいろと衝撃だった。
「また、彼氏とさよならしちゃったぁ~」
カフェで美香がしょんぼりしながらそう言った。
「えっ!?まだ付き合って3ヶ月もたってないでしょう……」
わたしが驚いてそう言うと彼女はうーんといいながらカフェラテを飲む。
「えー、なんか急に冷めちゃって……なんか3ヶ月くらいでいつも飽きちゃうんだよねぇ~」
彼女はくるくると髪の毛をいじりながらそう言うと、私を上目使いで見た。
正直、彼女みたいなタイプは男がほっとかないとは思う。
お人形みたいに可愛くて甘え上手。
割りと、女性には嫌われるタイプにも見えるけど、男女で態度が変わることはないので彼女はお姉さんキャラの友達が多いらしい。
「うらやましいですよ、そこまでいろんな人に興味を持てるのは。私なんか、まだ一人としか付き合ったことないですし……」
そう言いながら、心のなかでまだ好きですしとつぶやく。
「もったいないよねぇ、倫子は美人だしもてそうなのに誰ともまだ付き合う気ないんでしょ?」
美香がうーんと不思議そうに首をかしげながら言った。
東京には、本当にいろんなものがあふれていて田舎出身の私にはいろいろと衝撃だった。
「また、彼氏とさよならしちゃったぁ~」
カフェで美香がしょんぼりしながらそう言った。
「えっ!?まだ付き合って3ヶ月もたってないでしょう……」
わたしが驚いてそう言うと彼女はうーんといいながらカフェラテを飲む。
「えー、なんか急に冷めちゃって……なんか3ヶ月くらいでいつも飽きちゃうんだよねぇ~」
彼女はくるくると髪の毛をいじりながらそう言うと、私を上目使いで見た。
正直、彼女みたいなタイプは男がほっとかないとは思う。
お人形みたいに可愛くて甘え上手。
割りと、女性には嫌われるタイプにも見えるけど、男女で態度が変わることはないので彼女はお姉さんキャラの友達が多いらしい。
「うらやましいですよ、そこまでいろんな人に興味を持てるのは。私なんか、まだ一人としか付き合ったことないですし……」
そう言いながら、心のなかでまだ好きですしとつぶやく。
「もったいないよねぇ、倫子は美人だしもてそうなのに誰ともまだ付き合う気ないんでしょ?」
美香がうーんと不思議そうに首をかしげながら言った。