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茜色の空に
第7章 春の嵐
「よかったら連絡先とか教えてよ。
嫌じゃなければ、ね。」
そう藤原さんに言われて、正直悪い気はしなかった。
みんなそれぞれ連絡先を交換して、明日は平日という事で解散した。
「倫子ちゃんは藤原さんといい感じだったねぇ~?もしかして恋の予感?」
美香がニヤニヤしながらからかってきたので、私は笑いながら言った。
「そんなんじゃないですよ。ただ、連絡先を聞かれたくらいなので…」
美香はふ~んといいながら怪しんでいた。
「大人で素敵な人だな、とは思いましたよ?
それより、本来の目的の美香の彼氏候補は見つかりましたか?」
美香が、腕組みして悩みながら言った。
「彼氏候補というより、田中さんとは友達になれそうな位だったかな~?
藤原さんは、最初から倫子狙いだしねぇ~」
そう言いながら、横目で美香がチラリと見てくる。
恥ずかしくて、耳が熱くなるのを感じた。
「ち、ちがいますよ!
たまたま、席が目の前だっただけですし!」
美香は、少し怪しむ目線を私に向けていたが、さーて合コン三昧するぞー!と意気込んでいた。
帰宅すると、携帯に藤原さんからメールが来ていた。
『今日はお疲れ様。
倫子ちゃんと話せてなんか久々に楽しかったよ、ありがとう。』
マメで優しくて、なんで彼女がいないのか不思議なくらいな人だな、と思った。
思いの外疲労していて、私はお風呂にはいった後に布団に入って、すぐ眠りに落ちてしまった。
嫌じゃなければ、ね。」
そう藤原さんに言われて、正直悪い気はしなかった。
みんなそれぞれ連絡先を交換して、明日は平日という事で解散した。
「倫子ちゃんは藤原さんといい感じだったねぇ~?もしかして恋の予感?」
美香がニヤニヤしながらからかってきたので、私は笑いながら言った。
「そんなんじゃないですよ。ただ、連絡先を聞かれたくらいなので…」
美香はふ~んといいながら怪しんでいた。
「大人で素敵な人だな、とは思いましたよ?
それより、本来の目的の美香の彼氏候補は見つかりましたか?」
美香が、腕組みして悩みながら言った。
「彼氏候補というより、田中さんとは友達になれそうな位だったかな~?
藤原さんは、最初から倫子狙いだしねぇ~」
そう言いながら、横目で美香がチラリと見てくる。
恥ずかしくて、耳が熱くなるのを感じた。
「ち、ちがいますよ!
たまたま、席が目の前だっただけですし!」
美香は、少し怪しむ目線を私に向けていたが、さーて合コン三昧するぞー!と意気込んでいた。
帰宅すると、携帯に藤原さんからメールが来ていた。
『今日はお疲れ様。
倫子ちゃんと話せてなんか久々に楽しかったよ、ありがとう。』
マメで優しくて、なんで彼女がいないのか不思議なくらいな人だな、と思った。
思いの外疲労していて、私はお風呂にはいった後に布団に入って、すぐ眠りに落ちてしまった。