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茜色の空に
第8章 雪の華
それを思い出すと、俺の下半身が異様に反応し、俺は自分をどうにか慰めて凌いでいた。

仕事が忙しいせいもあって、正直彼女を作る気もなければ作る暇さえない状況だった。

もう何度、自分で自分を慰めてきたか解らない。

「っ・・・くっ・・・はぁ・・・」

自分自身を手でしごくと、思わず息が荒くなる。

あの日、倫子と初めてしたときの記憶は、忘れようにも自分の中で忘れられず、今ではあの記憶が俺の中でオカズ状態になっている位だ。

彼女のあえぎ声と激しい息づかい、そして俺を呼ぶ声と柔らかい体の感触。

彼女のナカはきつくて暖かくて、俺を締め付けて離さない。

「うっ・・・あっ・・・いくっ・・・」

俺はうめいて、自分の欲望を吐き出す。

その度に、俺は罪悪感に苛まれる。

ずっとこのままじゃいけねぇって事も、ずっと過去に捕らわれてるわけにもいかねぇって事も・・・俺はもう解っているはずなのに。

「くそっ・・・」

そう言って、歯を食いしばる。

どんどん時がたつにつれて、倫子との思い出もたまに思い出す思い出になっていく。

そして、俺たちはお互いを忘れてきっと大人になっていく。

そう悩んでいる時だった、あいつが俺の前に現れたのは。

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