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第9章 静寂の海

「あっ･･･やぁ･･･あぁっ･･･汚いですっ･･･だめ･･･」

彼の舌が私の花弁を舐め回す度、声が漏れ羞恥心が襲い脚を閉じたいのに許してくれない。

熱い舌が花弁の奥の蜜をさぐるように蜜壷に差し込まれ、異物感と快感が入り交じる。

卑猥な水音が部屋に響き、私は声を抑えられずに喘ぐ。

「あっ･･･やぁっ･･･あぁ･･･」

どんどん蜜があふれ出すのを感じて、漏れる声が止められない。

舌を蜜壷に入れられながら、一番敏感なその上にあるものを彼が指で不意に押しつぶして私は一際大きい声をあげてしまった。

「やっ･･･あぁぁぁっ･･･だめぇ･･･あぁ･･･」

彼は意地悪く笑って、その花芯の傍で指でそこをなで回すように刺激を与えながら囁く。

「嫌なの？こんなに勃たせて感じてるのに？」

そこに触れられる度に腰がびくびくと震えてしまい、蜜壷から蜜があふれ出してしまう。

そしてその一番敏感なところを、樹さんが舌で舐めあげ思い切り吸い上げると、目の前がチカチカして私は快感で腰の震えが止まらなくなった。

「一回、イって･･･」

そう彼が呟いて、花芯を思い切り吸い上げると私は絶頂に押しやられる。

身体がびくっと痙攣し、甘い快感を残したまま力が抜けていく。

私の蜜で濡れた口元を拭いながら、樹さんが脱力した私の身体を優しく抱きしめる。

「ごめん、ちょっといじめすぎちゃった･･･でもこっからが本番だからついてきて･･･」

そう言って、彼はそっと私に口づけた。