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茜色の空に
第9章 静寂の海
「ものすごく・・・どうしたの?聞きたい。」
意地悪く、耳元で彼が囁くと羞恥心で顔が熱くなってしまう。
小さい声で、私がつぶやくように言う。
「気持ち・・・よかった・・・」
そう言って彼の胸で、思わず隠してしまう。
樹さんは私の頬をその手で包み込み、顔を自分の方を向けて言った。
「倫子が可愛すぎて、また泣かせたくなる」
その優しくて色気のある表情に、思わず心臓がもたないと思う。
彼の優しい手が、優しく私の背中を撫でてると思うと、なにやら妖しい動きになぜか変化していくのを感じた。
「樹さん?」
驚いて彼を見上げて呼ぶと、彼は不敵に微笑んで言った。
「だって、寝かせないっていっただろ?
あと俺のこと、樹って呼んで欲しいな・・・
サンづけ禁止!」
お兄さん、さっきから禁止事項が多すぎます。
おあずけを食らっていた5年間を埋めるように、彼は宣言通り一晩中私を抱き続け、気を失うように私は眠ったようだ。
目が覚めると、恐ろしいほどに腰が痛い上に脚もがくがく震える。
「ごめん、ついやりすぎちゃった。
だって倫子が可愛すぎる上に、俺今まで我慢してたし。」
彼がちょっとすまなそうに笑いながら、私のほおにキスをする。
持っていたオトコのタシナミはどうしたのかと聞くと、酔っぱらった私を送っていくときに美香にがんばってと押しつけられたものらしい。
あの子のいろんな先を読む力は、色々と怖いのでもう私は考えるのをやめた。
意地悪く、耳元で彼が囁くと羞恥心で顔が熱くなってしまう。
小さい声で、私がつぶやくように言う。
「気持ち・・・よかった・・・」
そう言って彼の胸で、思わず隠してしまう。
樹さんは私の頬をその手で包み込み、顔を自分の方を向けて言った。
「倫子が可愛すぎて、また泣かせたくなる」
その優しくて色気のある表情に、思わず心臓がもたないと思う。
彼の優しい手が、優しく私の背中を撫でてると思うと、なにやら妖しい動きになぜか変化していくのを感じた。
「樹さん?」
驚いて彼を見上げて呼ぶと、彼は不敵に微笑んで言った。
「だって、寝かせないっていっただろ?
あと俺のこと、樹って呼んで欲しいな・・・
サンづけ禁止!」
お兄さん、さっきから禁止事項が多すぎます。
おあずけを食らっていた5年間を埋めるように、彼は宣言通り一晩中私を抱き続け、気を失うように私は眠ったようだ。
目が覚めると、恐ろしいほどに腰が痛い上に脚もがくがく震える。
「ごめん、ついやりすぎちゃった。
だって倫子が可愛すぎる上に、俺今まで我慢してたし。」
彼がちょっとすまなそうに笑いながら、私のほおにキスをする。
持っていたオトコのタシナミはどうしたのかと聞くと、酔っぱらった私を送っていくときに美香にがんばってと押しつけられたものらしい。
あの子のいろんな先を読む力は、色々と怖いのでもう私は考えるのをやめた。