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茜色の空に
第2章 青い春
恐怖に震える私の太股に、熱くて固いものが挟まれる。

それが、水瀬くん自身だと気づいたのは彼の吐息が荒くなったときだった。

「あったけぇしやわらけー……すぐ出そうっ……」

そう言って水瀬くんが腰を動かすと、水瀬くん自身が私の敏感な突起を、下着越しにかすめた。

「あっ……!」

ひときわ大きな声を出した私に、水瀬くんが驚く。

「お前も気持ちよくしてやるよ……汚れるからこれは脱がせるぜ」

ニヤリと笑って水瀬くんは私の下着をおろして、太股に彼自身を挟んだ。

そして彼は律動をはじめる。

「うっ……はっ……すげー濡れてる……俺の舌と口でそんなに感じたのかよっ……ここ擦ってやるからもっと乱れろよ……っ」

水瀬くんが腰を動かしながら、私の敏感な部分を刺激している。

甘いうずきが下半身に広がり、私はどうにかなってしまいそうだった。

「あっ……やっ……そこ、やぁっ……」

自然と腰が動いてしまっていた。

「あー、まじ犯してる気分になる……すげー気持ちいいしすぐ出そう……あっ……くそっ……」

水瀬くんの呼吸が荒くなっていく。

「あっ……あっ……だめっ……」

太股のなかの彼自身がより大きくなった気がした。

「くそっ……もう出る……あぁっ……」

彼が低くうめき、私の太股から自身を抜く。

とっさに彼は近くにあったティッシュを引き寄せ、そのなかに欲望を放出した。
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