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茜色の空に
第2章 青い春
気がつくと、もうかなり遅い時間になり私は彼に抱き締められて寝ていた。
産まれてはじめて絶頂を知り、体をおもわず自分自身で抱き締める。
彼の寝顔を静かに見つめる。
言われてみれば睫毛が金色だ。
眉毛も金色だけど、そこはなんかやっぱり変に思われるから書いてるみたい。
寝顔は年相応の無垢な少年に思えた。
そっと起き上がると、水瀬くんを起こしてしまったらしく彼も起き上がった。
「わりぃ、俺も眠くなってねちまった……時間大丈夫か?」
そう言われさりげなく頬を触られて、何故かドキドキして目を伏せてしまう。
「平気です。でももう帰らないといけません。」
そう言って立ち上がる私の腕を彼は掴んで言った。
「あんなことして、本当にすまねぇと思ってる…でもおまえといると、理性が吹きとんじまうくらい俺のものにしたくて止まんなくなるんだ。最低なのは解ってる…嫌われてるのも解ってるけど…おまえの事が本気で好きなんだよ……」
そう言う彼の瞳は真剣そのもので、私を見つめる瞳がなぜか苦しく思えた。
「あなたに触れられるのは、嫌じゃありません。」
わたしは小さい声でそうつぶやく。
私を見つめてた青い瞳が大きく見開かれた。
産まれてはじめて絶頂を知り、体をおもわず自分自身で抱き締める。
彼の寝顔を静かに見つめる。
言われてみれば睫毛が金色だ。
眉毛も金色だけど、そこはなんかやっぱり変に思われるから書いてるみたい。
寝顔は年相応の無垢な少年に思えた。
そっと起き上がると、水瀬くんを起こしてしまったらしく彼も起き上がった。
「わりぃ、俺も眠くなってねちまった……時間大丈夫か?」
そう言われさりげなく頬を触られて、何故かドキドキして目を伏せてしまう。
「平気です。でももう帰らないといけません。」
そう言って立ち上がる私の腕を彼は掴んで言った。
「あんなことして、本当にすまねぇと思ってる…でもおまえといると、理性が吹きとんじまうくらい俺のものにしたくて止まんなくなるんだ。最低なのは解ってる…嫌われてるのも解ってるけど…おまえの事が本気で好きなんだよ……」
そう言う彼の瞳は真剣そのもので、私を見つめる瞳がなぜか苦しく思えた。
「あなたに触れられるのは、嫌じゃありません。」
わたしは小さい声でそうつぶやく。
私を見つめてた青い瞳が大きく見開かれた。