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茜色の空に
第13章 君のためにできる事~side永吉~
「俺さ、ずっと鈴木さん狙ってたんだよね。」
俺が笑ってそう言うと、鈴木さんは鳩が豆鉄砲くらったようにきょとんとしていた。
ちょっとそこまで眼中になかったのちょっとショックなんだけどな・・・軽く俺はその表情にショックを受ける。
「えぇぇぇぇぇ!!!ずっと田辺くんは倫子狙いだっておもってたんだけど!!!」
鈴木さんは顔が真っ赤になりながら後ずさって言う。
そういう所もめちゃくちゃ可愛いんですけど・・・心の中でついつぶやいてしまう。
俺はため息つきながら言った。
「すべての男子が草壁さん狙いって思わないでよ・・・そして何しろ海渡が好きって時点でそういう対象からははずれてる上に、俺は君の事しか最初から見ていなかったよ・・・」
俺がため息をつきながらそう言うと、鈴木さんは更に真っ赤になっていう。
「だって、私なんてぜんぜんおしとやかでもないし、美人でもないしさ・・・
もてたりもしないし・・・なんで私かぜんぜん解らないんだけどっ・・・!」
そこまで言われると、ちょっと俺だって恥ずかしい。
壁際のフェンスの端まで後ずさった彼女に、一歩ずつ近づいていく。
正直、ここで身長とか高ければ絵になるんだろうけど、彼女と俺はほとんど身長の差がなくって、正直あんまり絵にならない。
彼女の壁際のフェンスに手をかけて言う。
「ずっと前から君のことが好き。
俺と付き合ってくれませんか?」
俺が笑ってそう言うと、鈴木さんは鳩が豆鉄砲くらったようにきょとんとしていた。
ちょっとそこまで眼中になかったのちょっとショックなんだけどな・・・軽く俺はその表情にショックを受ける。
「えぇぇぇぇぇ!!!ずっと田辺くんは倫子狙いだっておもってたんだけど!!!」
鈴木さんは顔が真っ赤になりながら後ずさって言う。
そういう所もめちゃくちゃ可愛いんですけど・・・心の中でついつぶやいてしまう。
俺はため息つきながら言った。
「すべての男子が草壁さん狙いって思わないでよ・・・そして何しろ海渡が好きって時点でそういう対象からははずれてる上に、俺は君の事しか最初から見ていなかったよ・・・」
俺がため息をつきながらそう言うと、鈴木さんは更に真っ赤になっていう。
「だって、私なんてぜんぜんおしとやかでもないし、美人でもないしさ・・・
もてたりもしないし・・・なんで私かぜんぜん解らないんだけどっ・・・!」
そこまで言われると、ちょっと俺だって恥ずかしい。
壁際のフェンスの端まで後ずさった彼女に、一歩ずつ近づいていく。
正直、ここで身長とか高ければ絵になるんだろうけど、彼女と俺はほとんど身長の差がなくって、正直あんまり絵にならない。
彼女の壁際のフェンスに手をかけて言う。
「ずっと前から君のことが好き。
俺と付き合ってくれませんか?」