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茜色の空に
第14章 夜を越えて~side真木~
彼女の身体がはね、甲高い声が部屋の中に響き始めると、俺はそっとその先端に唇を寄せて舌で犯し始める。
甘噛みしたり、舐め上げ吸ったりして彼女の中の恐怖を薄めていく。
「きもちいいか?」
彼女の紅い蕾を口の中で弄りながら、俺がそう言うと彼女が恥ずかしそうに言う。
「うん・・・こんな感覚・・・知らないっ・・・あっ・・・」
彼女の腰がはげしく動き始めるが、やっぱりまだ傷もついているしその部分に触れることはできない。
「でも、今日はここまでな・・・。
まだ身体が本調子じゃないうちは、触れられねぇし。」
そう言って、俺は最後に彼女に口づけた。
彼女が潤んだ瞳で俺を見つめながら、小さく言った。
「優しくされるって、こんなに気持ちのいいものなんだね」
寂しそうにそういって微笑む彼女に、俺は今まで感じたことのない愛しさを感じてじまっていた。
ダメだ、この女は店の商品で俺は特別な感情を持ってはいけない存在なのに・・・
俺の脳内で警鐘が鳴っているのにも関わらず、俺はそっと優しくソファーに寝そべりながら彼女を腕の中に抱いていた。
同情しているのか、はたまた彼女に自分を重ねているのか・・・それとも別の何かの感情なのか・・・正直わからなかった。
ただ、ひとつ言えるのは俺の中にこのまだ「愛しい」と思える感情が残っていたこと。
この子が立ち直れるようになるまで、俺は彼女に優しさを与えよう・・・ただいつかサヨナラのときが来る・・・その時にお互い傷つかない別れ方をしなくちゃいけない・・・。
彼女を抱きながら、俺はそんな事を考えて眠りについた。
甘噛みしたり、舐め上げ吸ったりして彼女の中の恐怖を薄めていく。
「きもちいいか?」
彼女の紅い蕾を口の中で弄りながら、俺がそう言うと彼女が恥ずかしそうに言う。
「うん・・・こんな感覚・・・知らないっ・・・あっ・・・」
彼女の腰がはげしく動き始めるが、やっぱりまだ傷もついているしその部分に触れることはできない。
「でも、今日はここまでな・・・。
まだ身体が本調子じゃないうちは、触れられねぇし。」
そう言って、俺は最後に彼女に口づけた。
彼女が潤んだ瞳で俺を見つめながら、小さく言った。
「優しくされるって、こんなに気持ちのいいものなんだね」
寂しそうにそういって微笑む彼女に、俺は今まで感じたことのない愛しさを感じてじまっていた。
ダメだ、この女は店の商品で俺は特別な感情を持ってはいけない存在なのに・・・
俺の脳内で警鐘が鳴っているのにも関わらず、俺はそっと優しくソファーに寝そべりながら彼女を腕の中に抱いていた。
同情しているのか、はたまた彼女に自分を重ねているのか・・・それとも別の何かの感情なのか・・・正直わからなかった。
ただ、ひとつ言えるのは俺の中にこのまだ「愛しい」と思える感情が残っていたこと。
この子が立ち直れるようになるまで、俺は彼女に優しさを与えよう・・・ただいつかサヨナラのときが来る・・・その時にお互い傷つかない別れ方をしなくちゃいけない・・・。
彼女を抱きながら、俺はそんな事を考えて眠りについた。