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茜色の空に
第14章 夜を越えて~side真木~
「よかった・・・でも・・・ごめん・・・もう自制きかねぇかも・・・」

俺はそう言って、激しく正常位で腰を動かして彼女を責め立てる。

こんなに気持ちよくて、更にこんなにも余裕がないセックスなんて初めてで、俺は快感に溺れながらも戸惑っていた。

セックスなんて作業だし、快感もまぁワンパターンだし女がイって俺が適当に出して終わりって思ってた。

ただの排泄作業くらいにしか思ってなかったけど、気持ちが入るとこんなに同じ行為なのに違うものかということを知って、俺はやばいなと思っていた。

「あっ・・・直哉さん・・・気持ちいいっ・・・あっ・・・」

ミクの喘ぎ声で、更に俺の興奮は高められて正直する前に一回適当に出しておけばよかったと後悔する。

「俺も・・・ごめっ・・・んっ・・・多分そんなに・・・もたねぇ・・・」

腰を動かしてミクのナカを堪能しながら、俺は正直射精感が高まりすぎてすぐにでもイきそうだった。

思えばミクに愛撫はしていても、自分で抜くことはあってもここしばらくは挿入する講習とかもしてなかったし、ほとんどセックスというセックスはなかったのもある。

そんな時にこんな今まで経験したことのないセックスに出会ってしまったら、俺はこいつの身体に文字通り溺れるんだろうな・・・そう思うと俺も普通のオスなんだろうなと思った。

「あっ・・・直哉さん・・・なんか・・・くるっ・・・」

ミクがそう言うと、ただでさえだいぶ慣れたといってもきつい彼女のナカが、更に俺に絡みついてどんどん締まっていく。

「っ・・・あっ・・・俺ももう・・・出るっ・・・」

俺がそう言って激しく腰を振ると、彼女が小さく声をあげ息が止まってナカが痙攣すると同時に、俺も白い欲望を解き放った。


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