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茜色の空に
第3章 桜草を君に
永吉の告白に俺は魂が抜けた。
永吉は小柄だが確かにイケメンの部類に入るし、冷静に考えれば彼女位いてもおかしくはない。
「ふつーはそうだよなぁ…俺が変わってるのはわかってんだよなぁ…」
そういって俺は机につっぷした。
「おまえ好きな女とかいねぇの?」
永吉に興味本意で聞いてみるとやつはこう答えた。
「そうだねぇ、あえて興味があるとするならお前がよく攻撃を仕掛ける草壁さんとよくいる鈴木さんかなー」
俺はそういった永吉の言葉を聞いて安心したと同時に少し意外だった。
「まじ?あぁいうスポーツ少女系がすきなのか、おまえ。」
そんなふたりでボーイズトーク的な事をしてる間に昼休みがおわり授業が始まる。
授業のときだけは、窓際にいる倫子を後ろから自由に眺めることができる時間だ。
どうやったらあいつが俺の事を好きになってくれるのか…その事ばっかり考えてるけど未だにわかんねぇままだ。
誰か解るやつがいたら教えてほしい…
俺は頭がわりぃから難しいことはわかんねぇし、頭より先に身体が動いちまうしどうしたらいいんだよ…
願いはたったひとつだけ。
彼女が俺を好きになってくれる事だけなのに、なんでこんなに難しいんだよ…
永吉は小柄だが確かにイケメンの部類に入るし、冷静に考えれば彼女位いてもおかしくはない。
「ふつーはそうだよなぁ…俺が変わってるのはわかってんだよなぁ…」
そういって俺は机につっぷした。
「おまえ好きな女とかいねぇの?」
永吉に興味本意で聞いてみるとやつはこう答えた。
「そうだねぇ、あえて興味があるとするならお前がよく攻撃を仕掛ける草壁さんとよくいる鈴木さんかなー」
俺はそういった永吉の言葉を聞いて安心したと同時に少し意外だった。
「まじ?あぁいうスポーツ少女系がすきなのか、おまえ。」
そんなふたりでボーイズトーク的な事をしてる間に昼休みがおわり授業が始まる。
授業のときだけは、窓際にいる倫子を後ろから自由に眺めることができる時間だ。
どうやったらあいつが俺の事を好きになってくれるのか…その事ばっかり考えてるけど未だにわかんねぇままだ。
誰か解るやつがいたら教えてほしい…
俺は頭がわりぃから難しいことはわかんねぇし、頭より先に身体が動いちまうしどうしたらいいんだよ…
願いはたったひとつだけ。
彼女が俺を好きになってくれる事だけなのに、なんでこんなに難しいんだよ…