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茜色の空に
第4章 真夏の向日葵
彼の唇が、私の唇に重なる。
ちゅっと小さいリップ音をたて離れると、更に次は深く唇を確かめるように彼の唇が私の唇をついばむ。
そして、彼の柔らかい舌が私の唇の間に入り込み歯を割って口の中に浸入した。
「んっ・・・」
彼の初めての反応に私は動揺し、思わず声が出てしまう。
こんなの初めてで、私はどうしていいか解らずただ彼の舌の動きを受け止めるだけで精一杯だった。
ただ、口の中を舌で蹂躙されていると、頭がぼーっとしてきてしまう。
私は、同じ様に彼の舌の動きにあわせて、たどたどしく舌を動かす。
彼がそれに興奮したのか更に口づけが深くなり、私の舌を彼の唇がとらえ吸われると、体の芯が甘く疼くのを感じた。
「あっ・・・はぁ・・・」
思わず甘い快感に声がもれてしまう。
彼の吐息も荒くなり、下腹部に当たるものが熱く固くなっていくのを感じた。
名残惜しそうに、彼が私から唇を離す。
「できることなら、このままお前をこのまま連れて行って二人きりにいれるところにとじこめてぇよ・・・」
少し潤んだ瞳でそういう彼に、私はなぜかいつもより更にドキドキしてしまった。
彼から体を離して私は言う。
「だめです・・・そろそろ行かないと遅刻しますよ、海渡。」
私は彼の手をとって学校までの道を歩き始めた。
ちゅっと小さいリップ音をたて離れると、更に次は深く唇を確かめるように彼の唇が私の唇をついばむ。
そして、彼の柔らかい舌が私の唇の間に入り込み歯を割って口の中に浸入した。
「んっ・・・」
彼の初めての反応に私は動揺し、思わず声が出てしまう。
こんなの初めてで、私はどうしていいか解らずただ彼の舌の動きを受け止めるだけで精一杯だった。
ただ、口の中を舌で蹂躙されていると、頭がぼーっとしてきてしまう。
私は、同じ様に彼の舌の動きにあわせて、たどたどしく舌を動かす。
彼がそれに興奮したのか更に口づけが深くなり、私の舌を彼の唇がとらえ吸われると、体の芯が甘く疼くのを感じた。
「あっ・・・はぁ・・・」
思わず甘い快感に声がもれてしまう。
彼の吐息も荒くなり、下腹部に当たるものが熱く固くなっていくのを感じた。
名残惜しそうに、彼が私から唇を離す。
「できることなら、このままお前をこのまま連れて行って二人きりにいれるところにとじこめてぇよ・・・」
少し潤んだ瞳でそういう彼に、私はなぜかいつもより更にドキドキしてしまった。
彼から体を離して私は言う。
「だめです・・・そろそろ行かないと遅刻しますよ、海渡。」
私は彼の手をとって学校までの道を歩き始めた。