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茜色の空に
第4章 真夏の向日葵
しかし困った事に、彼が一人になるチャンスがなかなか巡ってこない。
こんな時、頼りになるのは田辺くんだ。
「田辺くん、ごめんなさい。
少し頼まれてはいただけないでしょうか?」
勇気を出して、田辺くんに話しかけてみる。
「珍しいね、草壁さんから話しかけてくるなんて。」
田辺君は快く話を聞いてくれた。
「んー、海渡が一人になるチャンスをつくるかー。
一応無理矢理に作れないわけじゃないけど、タダではできないよ?」
一瞬、田辺くんもまさか腹黒い人なのかと一瞬焦ってしまう。
若干、人間不信に陥りそう・・・
すると田辺くんはまんべんの笑顔で驚きのお願いをしてきた。
「じゃあ、海渡と草壁さんが俺と君の友達の鈴木圭子さんのWデートを企画してね!約束ね!」
意外すぎるお願いに私はちょっと戸惑う。
「一応聞いてみますが、その・・・田辺くんは、圭子を狙ってるんでしょうか?」
私のその発言が相当おもしろかったのか、田辺くんは大爆笑した。
「あはははっ!すっごく草壁さんってまじめでいつも敬語だし上品なお嬢様って感じだったけど、そんな事も言うんだね!
いや、なんていうかほんと意外すぎて面白い!」
お腹を抱えて笑っているが、私はイマイチ彼の笑いのツボが理解できないでいる。
こんな時、頼りになるのは田辺くんだ。
「田辺くん、ごめんなさい。
少し頼まれてはいただけないでしょうか?」
勇気を出して、田辺くんに話しかけてみる。
「珍しいね、草壁さんから話しかけてくるなんて。」
田辺君は快く話を聞いてくれた。
「んー、海渡が一人になるチャンスをつくるかー。
一応無理矢理に作れないわけじゃないけど、タダではできないよ?」
一瞬、田辺くんもまさか腹黒い人なのかと一瞬焦ってしまう。
若干、人間不信に陥りそう・・・
すると田辺くんはまんべんの笑顔で驚きのお願いをしてきた。
「じゃあ、海渡と草壁さんが俺と君の友達の鈴木圭子さんのWデートを企画してね!約束ね!」
意外すぎるお願いに私はちょっと戸惑う。
「一応聞いてみますが、その・・・田辺くんは、圭子を狙ってるんでしょうか?」
私のその発言が相当おもしろかったのか、田辺くんは大爆笑した。
「あはははっ!すっごく草壁さんってまじめでいつも敬語だし上品なお嬢様って感じだったけど、そんな事も言うんだね!
いや、なんていうかほんと意外すぎて面白い!」
お腹を抱えて笑っているが、私はイマイチ彼の笑いのツボが理解できないでいる。