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茜色の空に
第4章 真夏の向日葵
そして今、私の部屋の裏に海渡がいる。
田辺くんの策略により、彼は部屋に戻ってきたところを田辺くんに布団にぐるぐる巻きにされ、見事にいまむしろ亀甲縛りで丸められなぜか部屋の外の草むらに放置されていた。
田辺くん、背も小さくて穏やかに見えるのに、どこにこんな力が・・・
「くそっ!永吉あいつぜってぇぶっ殺す!」
と、わめく彼の気持ちも解らなくもない。
「申し訳ないです、私がお願いしたんです・・・ここに誰にも解らないようにあなたを連れてきてと・・・」
どうしよう、亀甲縛りとかどうやって解いたらいいか解らないとか考えながら、なんとかパズルを解くように彼の縄をなんとか解いた。
「今更・・・いったいなんの用だよ・・・」
目をそらして海渡がつぶやく。
「ちゃんとお話しようと思ったんです。
あなたに誤解を与えた行動も、宇佐美くんになにを言われたかも・・・
すべてお話しようと思ったのです。
あなたを傷つけることは、もうしたくありません。」
私は精一杯気持ちを伝える。
「あんだよ・・・お前の問題だからって突き放しといて・・・俺の事はもうどうでもいいんだろ・・・」
明らかに彼は拗ねている。
田辺くんの策略により、彼は部屋に戻ってきたところを田辺くんに布団にぐるぐる巻きにされ、見事にいまむしろ亀甲縛りで丸められなぜか部屋の外の草むらに放置されていた。
田辺くん、背も小さくて穏やかに見えるのに、どこにこんな力が・・・
「くそっ!永吉あいつぜってぇぶっ殺す!」
と、わめく彼の気持ちも解らなくもない。
「申し訳ないです、私がお願いしたんです・・・ここに誰にも解らないようにあなたを連れてきてと・・・」
どうしよう、亀甲縛りとかどうやって解いたらいいか解らないとか考えながら、なんとかパズルを解くように彼の縄をなんとか解いた。
「今更・・・いったいなんの用だよ・・・」
目をそらして海渡がつぶやく。
「ちゃんとお話しようと思ったんです。
あなたに誤解を与えた行動も、宇佐美くんになにを言われたかも・・・
すべてお話しようと思ったのです。
あなたを傷つけることは、もうしたくありません。」
私は精一杯気持ちを伝える。
「あんだよ・・・お前の問題だからって突き放しといて・・・俺の事はもうどうでもいいんだろ・・・」
明らかに彼は拗ねている。