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第2章 【一子 side】１

そんなこんなで、妻同然にずっと世話を焼き続けた私が父親として精多郎をみられなくて当然ではなかろうか？

というわけで血が繋がっていないと分かった時に思いきって告白してみたらば、普段は来るもの拒まずのオンナ好きなくせして速攻で拒否しやがるではないか！

まだ中学生だったから真面目に受け取ってもらえなかっただけだと思い込むことで、私は幼いながらもオンナのプライドを守ったのであった。