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令嬢は元暗殺者に恋をする
第15章 星夜の語り
「ねえねえ、私ね、最近夜が大好きになったの。何故だか知りたい?」
まだ喋り足りないのか、サラは口を開く。
知りたくないと言っても、どうせ勝手に喋るのであろう。
シンは適当に返事をして受け流す。
「澄んだ夜空を見ると、ハルの瞳を思いだすからよ」
「ああそうだ。ひとつ言い忘れた」
「何かしら?」
「裏街には二度と行くな」
「わかってるわ」
「おい、ずいぶん即答だな。いや、その顔はわかったって顔じゃない」
「行かないわよ。行くわけないでしょ」
「約束だ。破ったら、俺は本気で怒るからな」
「ほんとに行かないから安心して」
「絶対だぞ」
「あなたもしつこいわね」
まだ喋り足りないのか、サラは口を開く。
知りたくないと言っても、どうせ勝手に喋るのであろう。
シンは適当に返事をして受け流す。
「澄んだ夜空を見ると、ハルの瞳を思いだすからよ」
「ああそうだ。ひとつ言い忘れた」
「何かしら?」
「裏街には二度と行くな」
「わかってるわ」
「おい、ずいぶん即答だな。いや、その顔はわかったって顔じゃない」
「行かないわよ。行くわけないでしょ」
「約束だ。破ったら、俺は本気で怒るからな」
「ほんとに行かないから安心して」
「絶対だぞ」
「あなたもしつこいわね」

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