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令嬢は元暗殺者に恋をする
第19章 戸惑う気持ち
「シン……っ!」
叫び声をあげ、飛び起きようとしたサラを、シンは覆い被さるようにして押さえつけ、サラの口を手でふさぐ。
「口をふさいで、助けを呼べないようにする」
サラは目を見開き、おおいかぶさってきたシンの身体を両手を突っぱねるようにして、力一杯押しのけた。が、当然のごとくびくともしない。
「どんなに抵抗しても、男の俺の力にはかなわない。それでも激しく暴れるなら、あんたの頬を叩き、その細い両手首を縛りつける」
シンは首の後ろで結わえていた髪を解き、その紐でサラの両手首をひとつにまとめ巻きつけた。
手首を縛られ、サラは足を大きくばたつかせ抵抗する。
「それから……」
「……っ!」
暴れるサラの右足首を強引につかんで持ち上げ、シンは自分の肩にかけた。
サラの目が大きく見開かれ、怯えと戸惑いに揺れる。
無防備になったサラの腰に手を忍ばし、シンは乱暴に下着に指先をかけた。
やめて! と、訴えるようにシンを見つめるサラの目に涙が浮かぶ。
「シン……どうして……?」
「どうして? じゃねえよな」
突き刺すようなシンの声にサラは息を飲む。
叫び声をあげ、飛び起きようとしたサラを、シンは覆い被さるようにして押さえつけ、サラの口を手でふさぐ。
「口をふさいで、助けを呼べないようにする」
サラは目を見開き、おおいかぶさってきたシンの身体を両手を突っぱねるようにして、力一杯押しのけた。が、当然のごとくびくともしない。
「どんなに抵抗しても、男の俺の力にはかなわない。それでも激しく暴れるなら、あんたの頬を叩き、その細い両手首を縛りつける」
シンは首の後ろで結わえていた髪を解き、その紐でサラの両手首をひとつにまとめ巻きつけた。
手首を縛られ、サラは足を大きくばたつかせ抵抗する。
「それから……」
「……っ!」
暴れるサラの右足首を強引につかんで持ち上げ、シンは自分の肩にかけた。
サラの目が大きく見開かれ、怯えと戸惑いに揺れる。
無防備になったサラの腰に手を忍ばし、シンは乱暴に下着に指先をかけた。
やめて! と、訴えるようにシンを見つめるサラの目に涙が浮かぶ。
「シン……どうして……?」
「どうして? じゃねえよな」
突き刺すようなシンの声にサラは息を飲む。

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