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令嬢は元暗殺者に恋をする
第28章 それぞれの思い1 ※
耳元にかけられたハルの吐息に、女はびくりと肩を震わせた。
「寂しいんでしょう? 俺でよければ、その心の隙間を埋めてあげる」
と言って、ハルの指先が女の腰の線を衣服の上からなぞっていく。
「せっかちな子ね。でも、まだ若いから仕方がないのかしら」
ふふ、と喉の奥で含み笑った女は、赤く濡れた唇をぺろりと舐め、半眼で目の前のハルにあらためて視線を這わす。
「そうね……」
非の打ち所のない容貌、というよりも、むしろ、まれに見る極上の男。
こんないい男など、滅多にお目にかかれない。
美少年相手に遊んでみるのも、たまには悪くはないかも、と女は心のうちに呟きをもらし、こくりと喉を鳴らす。
同意を得たとばかりにハルは女の腰を強く引き寄せ、肉感的な両脚の間に自分の片脚を差し込み、ゆっくりと脚を開かせた。
突如、女は目を見開いた。
「ち、ちょっと待って……まさか、ここで?」
「そのまさかだけど」
「冗談でしょう? ここではいやよ。だって、人が……」
女の手がハルを遠ざけようと突っぱねる。けれど、その両手をハルはつかんで壁に押しつけ抵抗する女の身動きを封じた。
「寂しいんでしょう? 俺でよければ、その心の隙間を埋めてあげる」
と言って、ハルの指先が女の腰の線を衣服の上からなぞっていく。
「せっかちな子ね。でも、まだ若いから仕方がないのかしら」
ふふ、と喉の奥で含み笑った女は、赤く濡れた唇をぺろりと舐め、半眼で目の前のハルにあらためて視線を這わす。
「そうね……」
非の打ち所のない容貌、というよりも、むしろ、まれに見る極上の男。
こんないい男など、滅多にお目にかかれない。
美少年相手に遊んでみるのも、たまには悪くはないかも、と女は心のうちに呟きをもらし、こくりと喉を鳴らす。
同意を得たとばかりにハルは女の腰を強く引き寄せ、肉感的な両脚の間に自分の片脚を差し込み、ゆっくりと脚を開かせた。
突如、女は目を見開いた。
「ち、ちょっと待って……まさか、ここで?」
「そのまさかだけど」
「冗談でしょう? ここではいやよ。だって、人が……」
女の手がハルを遠ざけようと突っぱねる。けれど、その両手をハルはつかんで壁に押しつけ抵抗する女の身動きを封じた。

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