この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
令嬢は元暗殺者に恋をする
第4章 私があなたを守ってあげる
 ほとんど独り言にも似たサラの言葉はまるで眠りへと誘(いざな)う呪文にも似て──。

 ハルのまぶたがゆっくりと閉ざされていく。

 熱を帯びた苦しげな吐息が半開きになった唇からもれる。

 耐え難い傷の痛みと、堕ちていきそうになる眠りの誘惑を、ぎりぎりのところでこらえているのか。けれど、もはや抗う気力もないのであろう、彼の意識が深い眠りに引きずり込まれていくのには、さほど時間はかからなかった。

 やがて、ハルの唇から静かな寝息が聞こえ始めた。

 眠るハルの顔を見つめ、サラは微笑む。



 ハル、ずっと側についていてあげる。
/835ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ