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令嬢は元暗殺者に恋をする
第49章 篠つく雨の……※
「ハル……なんか、変……私……怖い……」

 怖がるサラのこめかみにキスを落とす。
 サラのひたいにうっすらと汗がにじんでいた。

「怖くないよ。こうして俺がいる。抱きしめていてあげる。イって」

「いく……って何……?」

「すぐにわかる。気持ちいいよ」

「んん……でも、私……どうしたらいいのか……わか……」

「つま先に力をいれてごらん」

 言われるまま、つま先を丸めるように力を入れる。
 瞬間……。

「あ、あ……ああ……っあああっ……やぁ……あ……」

 背中が仰け反りサラの身体がびくびくと震えた。そして、くったりとなってハルの胸に背中をあずけ荒い息を繰り返す。

「やっと、声を聞かせてくれたね。サラの可愛い声。声をこらえている顔もそそられるけど」

「はあ……」

 サラの耳にちゅっとキスをする。

「こんなことされるとは思わなかった?」

 サラは素直にうなずく。

「ごめんね。でももう少し、快楽に慣れていこうね」

 しっとりと濡れたそこにハルは薬指を入れた。
 奥まで入れない。
 ほんの指の浅いところでゆっくりと何度も出し入れをする。
 サラは唇を噛みしめ、初めてそこに受け入れた異物の感覚に耐えている。

「つらくない?」

 腕の中でサラが熱い吐息をこぼす。
 本当に、サラが嫌がるのならやめようと思ったが、嫌がっている様子も痛がっている気配もない。
 たぶん、怖いけれど、素直に受け入れようとしているのだろう。

 ハルはサラの耳たぶにキスをする。
 薬指を抜き、今度は中指を入れる。
 サラの表情を確かめながらゆっくりと。
 そうして、少しずつ中指を出し入れして蜜壺を指で馴染ませていく。

「ちょっとびっくりするかもしれないけど、いい?」

 ハルの声にサラはわけもわからずただうなずくばかり。
 ハルはしっかりとサラの身体を左手で抱きかかえ。

「ここ」

 と言って、サラの中で中指をくいっと折り曲げた。

「ああっ!」

 瞬間、サラの身体がびくんと跳ね上がった。さらに、もう一度サラのいいところを押しつけるように指が折り曲げられる。
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