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令嬢は元暗殺者に恋をする
第49章 篠つく雨の……※
「ハル……愛してる。ああ……ぅ……いい……」

 素直に喜びを表現するサラが愛おしい。
 ふと、欲望のままに激しく腰を振り攻め立てたい衝動にかられる。

 こらえろ。
 初めてのサラへの配慮だけは忘れてはいけない。
 自分の快楽は二の次だ。

 なのに。

 ……っ!

 ハルはぎりっと奥歯を噛みしめた。
 サラの肩口にひたいを押しつけ、震える手できつくシーツを握りしめる。
 指先が白くなるほどに強く。

 理性が飛びそうだった。
 暗殺組織にいた頃、女を抱ける年頃になってからは、毎日のように多くの女を相手に性技を叩き込まれた。

 相手を絶頂に導き泣き狂わせよがらせる方法も、なかば拷問に近い性交で相手に恐怖を与え、泣き叫ばせる方法も知り尽くしている。
 女など抱き慣れている。
 なのに、サラを前にしてはそれは何の意味もなさない。

 壊したい。
 激しく抱きたい。
 自分の欲望を満たしたい。
 泣き叫ばせたい。
 狂わせたい。
 支配したい。
 サラの脚を持ち上げ滅茶苦茶に腰を動かしたい。
 膝を曲げて脚を折りたたみ、愛液を飛び散らせるまで奥の奥まで突いて突きまくりたい。
 円を描くように腰を大きく動かし淫らに膣(なか)をかき混ぜたい。
 あるいは、サラをうつぶせに寝かせて腰を突き上げさせ、背後から獰猛な獣のように、滅茶苦茶に腰を振りたて叩きつけたい。
 窓辺につれていき、ガラスに胸を押しつけ立ったまま後ろから抉りたい。

 知っている限りの性技でもって、滅茶苦茶になるまでサラを抱き潰したい。だが、そんなことをすれば、サラは苦痛の悲鳴をあげ、ただ泣いてしまうだけだろう。
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