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令嬢は元暗殺者に恋をする
第88章 あなたの瞳におちて -終- ※
「ん……ふ……」
本能におもむくまま互いの唇を貪り口腔を乱した。腰に回されていたハルの手が、掻き抱くように背中を這い、その手が下へと落ちサラの尻を揉みしだく。
まるで味わうようなキスに身体が蕩けていく。
息をするのもままならない程の長い口づけに腰が砕け膝が震えた。
ハルの支えがなければその場に足を崩していただろう。
ようやく唇が離れ、サラの唇から細いため息がもれる。
息をつく間もなくそのままベッドに横たえられそうになって、サラは拒むように身を堅くした。
目の前でハルがどうしたの? というように首を傾げている。
「して欲しいことがあるの? 恥ずかしがらずに言ってごらん」
しばし躊躇いを見せたサラだったが、意を決したように慣れない手つきでハルの服を脱がせていく。
ハルの身体をとんと押してベッドの縁に座らせた。
ハルの開いた両足の間に立ち、筋肉質な相手の胸に手を添え、首筋に鎖骨、そして、胸に唇を寄せキスを落としていく。
ちらりとハルを見ると驚いた顔。そして、サラはハルの足元にひざまずいた。
あり得ないくらい心臓が音をたてて鳴っている。
視線を落としたサラの目に、天井を向いて勃つハルの肉の剣が飛び込んだ。
ハルのそれをまともに見るのは初めてであった。
初めて結ばれた時は、ただただ無我夢中で、どうしたらいいのかわからず、ハルに抱かれることが精一杯だったから。
本能におもむくまま互いの唇を貪り口腔を乱した。腰に回されていたハルの手が、掻き抱くように背中を這い、その手が下へと落ちサラの尻を揉みしだく。
まるで味わうようなキスに身体が蕩けていく。
息をするのもままならない程の長い口づけに腰が砕け膝が震えた。
ハルの支えがなければその場に足を崩していただろう。
ようやく唇が離れ、サラの唇から細いため息がもれる。
息をつく間もなくそのままベッドに横たえられそうになって、サラは拒むように身を堅くした。
目の前でハルがどうしたの? というように首を傾げている。
「して欲しいことがあるの? 恥ずかしがらずに言ってごらん」
しばし躊躇いを見せたサラだったが、意を決したように慣れない手つきでハルの服を脱がせていく。
ハルの身体をとんと押してベッドの縁に座らせた。
ハルの開いた両足の間に立ち、筋肉質な相手の胸に手を添え、首筋に鎖骨、そして、胸に唇を寄せキスを落としていく。
ちらりとハルを見ると驚いた顔。そして、サラはハルの足元にひざまずいた。
あり得ないくらい心臓が音をたてて鳴っている。
視線を落としたサラの目に、天井を向いて勃つハルの肉の剣が飛び込んだ。
ハルのそれをまともに見るのは初めてであった。
初めて結ばれた時は、ただただ無我夢中で、どうしたらいいのかわからず、ハルに抱かれることが精一杯だったから。

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