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令嬢は元暗殺者に恋をする
第88章 あなたの瞳におちて -終- ※
信じられない。
こんな大きなものが私の中に入っただなんて。
サラはこくりと喉を鳴らした。
おそるおそる手を伸ばし、ハルの熱く滾った肉剣を両手で握りしめる。堅いハルのそれが手の中でぴくりと動いた。
「サラ……」
困惑の混じったハルの声が落ちる。
まともに顔を見るのが恥ずかしい。
あるいは、いきなりこんな大胆なことをしてしまって、呆れられないだろうか。
戸惑いながらもサラはちゅっと、手の中の熱い塊の先端にキスをする。
ハルの唇からかすかな吐息がもれたのを聞く。
「サラ、無理をしなくていい」
しかし、サラはいいえ、と首を振る。
「無理じゃないの。あ、あのね、侍女たちが話していたのを聞いたことがあるの。こうすると彼がとても喜ぶって。私もハルに何かしたいから。ハルに気持ちよくなってもらいたいから。それとも、触れられるのはいや?」
「いやなわけがない。嬉しいよ」
ハルは苦笑してサラの髪を愛おしげにすく。
「……なら、ごめん。もう少し手を緩めてくれるかな」
「え? 手?」
緊張しすぎて、いつの間にかハルのものを両手で絞るようにぎゅっと握りしめていたことに気づく。
こんな大きなものが私の中に入っただなんて。
サラはこくりと喉を鳴らした。
おそるおそる手を伸ばし、ハルの熱く滾った肉剣を両手で握りしめる。堅いハルのそれが手の中でぴくりと動いた。
「サラ……」
困惑の混じったハルの声が落ちる。
まともに顔を見るのが恥ずかしい。
あるいは、いきなりこんな大胆なことをしてしまって、呆れられないだろうか。
戸惑いながらもサラはちゅっと、手の中の熱い塊の先端にキスをする。
ハルの唇からかすかな吐息がもれたのを聞く。
「サラ、無理をしなくていい」
しかし、サラはいいえ、と首を振る。
「無理じゃないの。あ、あのね、侍女たちが話していたのを聞いたことがあるの。こうすると彼がとても喜ぶって。私もハルに何かしたいから。ハルに気持ちよくなってもらいたいから。それとも、触れられるのはいや?」
「いやなわけがない。嬉しいよ」
ハルは苦笑してサラの髪を愛おしげにすく。
「……なら、ごめん。もう少し手を緩めてくれるかな」
「え? 手?」
緊張しすぎて、いつの間にかハルのものを両手で絞るようにぎゅっと握りしめていたことに気づく。

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