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新しい生活
第8章 IKENAIKOTO
その日は、一日、仕事をしていても、そわそわした感じだった…
江田さんとの夕方の約束を正直、ためらっていた…

無視しようと思っていたが、あの淫らな感覚を思い出してしまっている自分もいた…
自分が、醜く思った…


昨夜、江田さんから、メールが来て、
以前…プレゼントされた黒い下着姿を見せて欲しいな…
と書かれていた。
黒色のブラとショーツのセットのレース調の上品なセットのもので、同色で薔薇の花の刺繍があしらってあり、
大人びたデザインであった。

普段、黒の下着などを身に着ける事はあまり無く、正直、行くかどうかも迷っていた…

先日、江田さんに帰りがけに、楽しみにしてるよ…と言われた。
悪魔のような囁きであった。

何度も、知宏さんに相談をしようかを考えたが…
出来なかった…




透けない様な色の服を選ぶのも一苦労であった。
結局、グレーのカットソーに紺のジャケット・スカートで出勤をした。


早めに仕事を切り上げ…誰も居ない更衣室で、ストッキングを吐き変えた。
言われた通りに黒のガーターに黒のストッキングに…

電車に乗っても、落ち着かなかった…
ガーターがスカートに響いてしまわないか、気になった。

マンションの近くに着くと、手の平が汗ばんでいた…

部屋の前まで来て、帰るなら、今のうちと思ったが、
写真の事が、気にかかっていた。
インターフォンをゆっくり押した。



部屋の扉が開くと、中から、江田さんではなく、
先日の…鄭さんが、ドアを押さえて
「朋香さん…待っていましたよ…」
突然で…私は、何も言えなかった…

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