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新しい生活
第11章 純白な時…微睡な時…
知宏さんの熱い吐息は、私の身体をゆっくりと溶かしていくように、深いものだった…
身体の力が抜ける様に、知宏さんに身を任せる様に、身体を預けていった。

手は腰から乳房へ上がってきて、背後から両胸を覆い混む様にして身を引き寄せられた。

「…ベッドにいきましょう…ね?」と諭す様に言ったが、聞きうけて貰えず、その愛撫は続いた…

お尻越しに、下腹部が硬くなっているのが、解った。
私も、先までの車の中での、指を絡めていた時から、女芯が疼き…早く欲しいと思っていた。

背後からの長く深いキス…

無言の時間になった…、お互いの舌をゆっくり絡めて、その音だけが静かな部屋に響き渡る様であった。

顔を後ろに背ける様にして、蜂が甘い密を啜る様に知宏さんの舌と唇を求めていた。


スカートを捲られていくのが解った…、ストッキングと生地が擦れる音…
自然にお尻を突き出していた。

正直…早く欲しかった…自分がこんなにも淫らになってるのを知られるのは嫌だったが、
疼きを鎮めて欲しいと思っていた。







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