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あの頃に戻って……
第13章 夢の中
もうすぐクリスマス!

寒くなってきた、この町にも雪が降った!

今日から冬休みの子どもたち。

こども園だから、基本的には休みらしい休みは、年末年始だけ。

ただ、バスは出ない。

今日は3人とも園で過ごす。

優輝くんと久しぶりに2人でお買い物に出かける。

子どもたちのクリスマスプレゼントを買いに…

「じゃ、行くか。」

「うん!」

優輝くんが運転する。

「美都は本当に嬉しそうだね。」

「うん!優輝くんとお出かけできるんだもん!」

「寒いの苦手なのに、大丈夫?」

「うん!平気。それにクリスマスシーズンは大好きなの。」

「なんで?」

「イルミネーションがキレイだし、クリスマスソングが気持ちをウキウキさせてくれるし、ロマンチックだから!」

そう答えた。

目的地に着いた、地下駐車場で、いきなり、

チュッ!

「えっ?!優輝くん?」

驚いて目を見開く。

「美都…」

セクシーな瞳で金縛りになる。

絶対今、目開いてたよぉ。

ステーションワゴンの背もたれを倒し、優輝くんが私の体を触り始めた。

「優輝くんっ!あっ、ダメっ!」

抵抗なんて言葉だけで、体はいつでも優輝くんを受け入れる準備が出来てる。

いつもは駐車するとき、後ろから入れて、出やすいようにするし、お店の入り口近くに停めるのに…今日は、頭から入れて、周りに車がないところに停めたから、不思議だった。

「美都のテンション、もっと上げたくなった。可愛いことばっか言ってるからさ。」

そう言って、久しぶりに履いたスカートを捲る。

「やん!恥ずかしい!」

セクシーな手つきで生足の太ももを触る。

「美都、後部座席に移動するよ?おいで?」

誘導されるがまま、移動した。
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