この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あの頃に戻って……
第17章 神秘
みんなで卒園式に行く。

楽しかったと話す咲良を見ていると、本当に成長したと感じる。

この半年でいろいろ環境が変わったけど、咲良のおかげで良雅も落ち着いて順応できた。

いつも私を支えてくれて、とっても頼もしい、咲良。

あんまりお喋りではない分、周りをよく見ていて、一番良い方法を考えて行動する、咲良。

感受性豊かな、咲良。

優輝くんを受け入れてくれた、咲良。

咲良のことを考えていたら涙が止まらなくなった。

式の最中、ずっと泣いてた。

優輝くんがビデオを撮りながら、頭をポンポンしてくれてた。

ふと見ると、優輝くんの目にも涙が浮かんでた。

いろいろ思うところはあるみたい。

すっかり親子になった咲良と優輝くん。

それも嬉しい。

一回りも二回りも成長した咲良…

私の子どもとして生まれてきてくれてありがとう。

卒園式が終わって、謝恩会に出席。

けっこうしんどかった。

終わってから、写真を撮りにまたスタジオへ。

最高の写真が撮れ、満足して帰宅……

疲れた………。

優輝くんが心配してくれる。

「美都、あとはもう俺がやるから、休みな?」

本当にありがたい。

「大丈夫?」

「あぁ。心配しないで。明日から春休みだから園、行かなくても良いんだろ?」

「うん。」

「じゃあ、ゆっくりやるから、なおさら気にしないで?」

「ありがとう。みんな、パパの言うことよく聞いてね?」

「うん。大丈夫!ママ、おやすみー。」

3人とも頼もしい。

私はありがたく横にならせてもらった。

/165ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ