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あの頃に戻って……
第4章 美容室

佐山優輝くん。
久しぶりに会った彼は、中学の時よりもずっと背が高くなっていた。
並んだら、30センチ以上、違うんじゃないかしら?
Tシャツの袖から見える、二の腕の引き締まった筋肉がすごく…あの頃より成長した、男らしさを感じる。
ドキドキしてしまう。
鏡越しに時々合う、瞳…
どこを見たら良いの?
見つめ合いたいけど、そんな勇気、なくて……
気持ちが溢れてくるのをグッと堪えていた。
切れ長な目、細長い指…
長い手足。
髪を梳かしてくれる。
美容室なんだから当たり前なのに、ドキドキする。
好きな人に髪を触られるなんて、幸せ!
なんだか、ドキドキと安心が一気に押し寄せてくる、不思議な感覚。
チラッと鏡を見る。
優輝くんが真剣な瞳で、でも、楽しそうに髪を編み始める。
久しぶりに会った彼は、中学の時よりもずっと背が高くなっていた。
並んだら、30センチ以上、違うんじゃないかしら?
Tシャツの袖から見える、二の腕の引き締まった筋肉がすごく…あの頃より成長した、男らしさを感じる。
ドキドキしてしまう。
鏡越しに時々合う、瞳…
どこを見たら良いの?
見つめ合いたいけど、そんな勇気、なくて……
気持ちが溢れてくるのをグッと堪えていた。
切れ長な目、細長い指…
長い手足。
髪を梳かしてくれる。
美容室なんだから当たり前なのに、ドキドキする。
好きな人に髪を触られるなんて、幸せ!
なんだか、ドキドキと安心が一気に押し寄せてくる、不思議な感覚。
チラッと鏡を見る。
優輝くんが真剣な瞳で、でも、楽しそうに髪を編み始める。

