この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あの頃に戻って……
第5章 同窓会

「ダメ……よね?」
口が……動く。
「ん?」
「こんな……気持ち……」
「どんな気持ち?」
聞かれる。
「あの頃と同じ……優輝くんのことが……好きな……気持ち……」
見つめ合う……
あの頃はできなかった、想像止まりだったことが……今、できてる。
「……ダメじゃないよ。少なくとも俺の中ではもう、誤魔化しきれないところまできてるよ。」
「……優輝くん……」
泣いたらダメッ!
「嬉しい……優輝くん……」
じんわり、目頭が熱くなる。
涙が溢れそうになる。
「美都は、あの頃よりずっとキレイで可愛くなったね。」
優しい眼差しのまま、そんなことを言う。
胸の鼓動がまた激しさを増す。
「優輝くんだって……カッコいいよ。昔も今も……相変わらず、素敵なままね。」
微笑みながら言う。
「サンキュー。美都のその笑顔、本当に変わらないね。……そろそろ戻ろうか。」
「えぇ。」
「また、手、離すとき、名残惜しいんだろうなー。」
苦笑いしながら言う。
「また……このあと、二人きりになったら、……繋ぎましょ?」
「あ、うん!」
そう言って、更衣室を出て、扉を開ける時まで手を繋いでいた。
そっと離した手に残る、優輝くんの温もり……
口が……動く。
「ん?」
「こんな……気持ち……」
「どんな気持ち?」
聞かれる。
「あの頃と同じ……優輝くんのことが……好きな……気持ち……」
見つめ合う……
あの頃はできなかった、想像止まりだったことが……今、できてる。
「……ダメじゃないよ。少なくとも俺の中ではもう、誤魔化しきれないところまできてるよ。」
「……優輝くん……」
泣いたらダメッ!
「嬉しい……優輝くん……」
じんわり、目頭が熱くなる。
涙が溢れそうになる。
「美都は、あの頃よりずっとキレイで可愛くなったね。」
優しい眼差しのまま、そんなことを言う。
胸の鼓動がまた激しさを増す。
「優輝くんだって……カッコいいよ。昔も今も……相変わらず、素敵なままね。」
微笑みながら言う。
「サンキュー。美都のその笑顔、本当に変わらないね。……そろそろ戻ろうか。」
「えぇ。」
「また、手、離すとき、名残惜しいんだろうなー。」
苦笑いしながら言う。
「また……このあと、二人きりになったら、……繋ぎましょ?」
「あ、うん!」
そう言って、更衣室を出て、扉を開ける時まで手を繋いでいた。
そっと離した手に残る、優輝くんの温もり……

