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あの頃に戻って……
第7章 嫁不在
19時……

子どもたちは先にご飯を食べさせた。

優輝くんが、お店を終えて、帰宅する。

「本当にごめんな。助かったよ。ありがとう。」

「パパ!」

優大くんが嬉しそうに笑顔で優輝くんに抱きつく。

「良いわよ。全然手がかからないわね、優大くん。」

「優大、美都さん、好きか?」

抱っこしながら優輝くんが聞く。

「うん!しゅきー!みとしゃん抱っこ、おっぱいフワフワ〜!」

嬉しそうに満面の笑みで答える。

「そっかぁ!良かったな。……気持ちが落ち着くみたいだな。美都といると。」

抱っこから下ろすと優大くんは走って咲良と良雅がいるリビングに行った。

リビングでテレビを観てる子どもたち。

私と優輝くんはそのまま、お店と自宅をつなぐ廊下で話す。

「優大くん……。莉緒さんから連絡は?」

「さっき、駿介から連絡あった。」

「何て?」

「運転、帰りは自分がするって言うから、代わったんだって。そしたら全然、帰る方向と違う方面に向かっちゃって、迷子になった…って言うんだけど……」

「ふーん。そう言うならそれを信じるしかないわね。」

「で、今夜は帰れないって……」

「え?」

「まぁ、駿介と泊まるってことだよな。」

「それって、ありなの?」

「今回だけじゃねぇし。その度に俺の両親に来てもらって優大見ててもらったり、ベビーシッターお願いしたり……。だから俺の両親はあいつのこと、よく思ってないよ。」

「そう。……明日は私が優大くん、見るから、安心して?」

「マジで?」

「えぇ。」

「本当に助かる。……じゃあ、泊まっていけば?」

「え…でも着替え……子どもたちのはあるけど、私のないし。」

「隣の洋品店、20時までやってるよ。飯、食った?」

「まだよ。」

「先に風呂入れて大丈夫?」

「えぇ。むしろそうしてほしいくらい。」

「よし、決まりな?」

「えぇ。」

優輝くんがリビングに向かう。

「みんな!俺と風呂入ろう?」

子どもたちを誘うと、

「わーい!入るー!」

「やったー!ママ、泊まるの?」

頷くと、もっと喜んで、楽しそうに入ってくれた。

その間にさっさと必要な物を買って来た。
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