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あの頃に戻って……
第8章 離婚
しばらく抱っこしてたら落ち着いたのか、また三人で遊び始めた。

お店に来てるお客さんは、50代の女性。

カットとパーマの予約だったと思う。

優輝くんのお店にはポットがなかった。

タイミングとかは分からないけど、パーマの時間は退屈だろうから、お茶でも……と思い、お店に顔を出す。

「美都?どうした?」

「あ…お仕事中ごめんなさい。」

「大丈夫だよ。なに?」

「お客様、何かお飲物はいかがかなー?と思って……」

そう伝えたら、

「あら。気の利く奥さんで良いわね。」

なんて冷やかされ……いや、お客様は私たちの関係は知らないから、この場合、褒めてるのよね?

そんな風に感じられたら、とても嬉しくて、思わず笑顔になる。

「緑茶、熱いの、いただける?」

と、お客様。

「はい。お待ちください。」

熱いお湯でお茶を淹れる。

良い香り。

優輝くんも何か飲みたいかな?

お店、エアコン効いてるから、少し温かい物が良いかな。

緑茶にしようかな。

そうだ!子どもたちと一緒に食べようと思って買った、お菓子の中に和菓子もあった!あれも一緒に出そう。

準備をして、持って行った。

「お待たせしました。」

そう言って、お店に入る。

「美都、ありがとう。」

「いいえ。」

お客様に差し出す。

「まぁ!良い温度。美味しいわー。」

なんて褒めてくれるからますます嬉しくなる。

「子どもたち連れて、そこの公園、行ってくるわね?」

「あぁ。気をつけて。」

優輝くんが笑顔で言ってくれる。

子どもたちに声をかけて、公園に行くことにした。

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