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渇いた人妻たち
第7章 偶然の快楽
 征男は梨花の腰に手を廻し、急かすように部屋に入り後ろ手でドアをロックして部屋の灯かりを点けた後、彼女を引き寄せて抱きつき、唇を重ねると彼女の方から舌を差し入れてきて、お互いにしゃぶり合い、吸い合い、絡め合いとディープキスをしながら次には彼女の背に廻していた両手を放し、その手で豊満な胸の両方の乳房を優しく揉んでいた。
 彼女の全身が喘ぎ始めたので、征男はその姿勢を解き、ベッド脇に行き、宮に有るコントロールパネルの、ベッドを照らすスポットライトを点灯し、BGMは踊れそうなチャンネルを選んだ。
 「このままだと、僕もパンツが濡れるから脱ぐけど、梨花もさっき言ったように脱ぐと良いよ、濡れると後が冷たいよ」
 「もう既に濡れて冷たくなっているの、でもこんなに明るいと恥ずかしいわ」
 「何を今更、お互いに三十路のいい大人じゃないか一緒に脱いで踊ろうよ、嫌なの」
 「そうね、お互いが裸なら我慢できるわ」
 「そうこなくちゃあ、梨花の熟れきった綺麗な素肌をじっくり見たいから、明るくしたのだよ」
 「そうだったの、良いわ貴方になら何処をみられても」
 二人は一糸纏わぬ素っ裸となって抱き合いチークダンスを始めた。
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