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渇いた人妻たち
第2章 身の上話
「ご免ね僕の誘いが浩美を苦しめているのかな?」
「いいえ気にしていただかなくて結構よ、私も征男さんに初めてお会いした時から今までに見てきた男性の中で一番清潔感があって素敵な方だと思っていたので、そんな素敵な方とこうして密室みたいな所で二人っきりになれたのがとっても嬉しいの」
浩美は俯いて小さな声で話していたがその声は心なしか震えているように征男には聴こえたので気を鎮めてやらなければと考え、二人の間を遮るように在る肘掛けに置いていた浩美の右手の甲の上に、自分の左手をそっと重ねて優しく軽く握ってみることにした。
その時の浩美のその手は小刻みに震えていたが、征男の左手を拒むことも無く眼を閉じてじっとしていた。
「随分軟らかい手なのね、男の人はみんなゴツゴツしているのかと思っていたけど征男さんのは握られているだけで気持ちがいい程軟らかいわ、恥ずかしいけど私の方がずっと硬いでしょう?」
「いいえ気にしていただかなくて結構よ、私も征男さんに初めてお会いした時から今までに見てきた男性の中で一番清潔感があって素敵な方だと思っていたので、そんな素敵な方とこうして密室みたいな所で二人っきりになれたのがとっても嬉しいの」
浩美は俯いて小さな声で話していたがその声は心なしか震えているように征男には聴こえたので気を鎮めてやらなければと考え、二人の間を遮るように在る肘掛けに置いていた浩美の右手の甲の上に、自分の左手をそっと重ねて優しく軽く握ってみることにした。
その時の浩美のその手は小刻みに震えていたが、征男の左手を拒むことも無く眼を閉じてじっとしていた。
「随分軟らかい手なのね、男の人はみんなゴツゴツしているのかと思っていたけど征男さんのは握られているだけで気持ちがいい程軟らかいわ、恥ずかしいけど私の方がずっと硬いでしょう?」